南国の寿次第-11:珊瑚礁の海プロローグ 2008/12/28

この日は朝からスノーケリングツアーに出かける予定で、すでに前日申し込み済み。
ホテルで朝食をとってから、ツアーを申し込んだ代理店のカウンターへ移動する。

ところが「すでにツアーは出発した」と言うではないか。

予定の10分も前に到着したのにそりゃないじゃないの、と抗議するが、出てしまったものは出てしまったの一点張り。ぷりぷりと怒りながらホテルの部屋に戻ってみると、……部屋に置いておいたトラベルクロックが、バリやロンボクからは1時間遅い、ジャワ島時間にずらしたままだったことに気づく。10分の早着どころか、50分も遅れて怒鳴り込んだモンスターカスタマーであった。全面的に自分たちが悪い。

しかたなしに、再度スノーケリングツアーを申し込む。1人85,000Rp.(=¥770)。あまりにも恥ずかしいので別のトラベルデスクにて。その後、ホテル併設のダイビングショップへ行き、目の前の海で珊瑚を見ながらスノーケリングできるか、と尋ねれば「きれいな魚も見られるよ〜」とのことなので、フィンをレンタルする。妻はマスクを持っていないのでそれもレンタルしようとしたが、残念ながらマスクのレンタルはないという。一番安いマスクなら19$で買えるとのことなので、4$のレンタルフィンとあわせて支払いを済ます。

ホテルの前からチャプチャプとビーチエントリーで海に入る。浜辺から10mも泳げば、底までクリアーに澄んだ海中には、珊瑚や熱帯魚が見える。きれいなカサゴも泳いでいたりして、ビーチエントリーでこれだけ素晴らしい海に潜ったのは初めてかもしれない。馴染んだタイの海と比べても、タオ島のマンゴベイやクラダン島より上、リペ島でようやく追いつくレベル。あまり沖に出ると海峡だけに潮流が怖いけれど、注意さえしていればまず危険なことはない。十分に堪能して浜に上がり、ホテルが運営しているビーチバーでアイスラテを頼み、潮水でひりついたのどを癒す。ホテルにはプールもあるので、プールサイドに移動し、しばしパラソルの下で読書。

夕食はまたシーフードを頼むことにしたが、今度は白身のバターソテーと、魚以外にスペアリブを頼み、あとはおきまりのビンタンビール。エビもスモークサーモンも頼まなければ、これで140,000Rp.(=¥1,200)。メインディッシュを頼めば、ライスかパンかベイクドポテトを添えてくれるので、これだけで結構腹がふくれるのだ。

浜辺から15mも泳げば、もう珊瑚が見えるくらいの美しさ。 ロンボク海峡に沈む夕陽。

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