我が家のぐりとぐら

我が家のぐりとぐら 我が家にハムスターがやってきた。「愛すべき人たち」で紹介している「ピンキー」が、「ハムスターが飼いたい」と駄々っ子ぶりを発揮したため、東灘区のペットショップから、うちに貰われてきました。ま、ピンキーもネズミも同類だし、相通じるものがあったのであろう。

ぐり  いじめっこ。そのくせ臆病。たぶん飼い主の親戚であろう。
ぐら  ぐりよりおとなしめ。なぜか鼻の周りがハゲている。今のところ、区別はそこでしかできない。

 以前もハムスターを飼っていたのだが、ピンキーが故郷のど田舎に帰省した際、現地に放牧してしまったという苦い経験がある。今度はぜひ長く居着いて欲しいものです。


 さて、長らく更新のないこのページであったのだが、それには理由がある。昨年の冬以来、ハムスターはピンキーの実家で生活しているのである。帰省時にピンキーが連れて帰ったのだが、異常に家族に愛されてしまい、そのまま某田舎町で呑気な毎日を過ごしているのである。伝え聞くところによると、蝶よ花よと愛玩され、毎日人間様なみの美食にふけっているそうである。

 ところが。

 ハムスターはテリトリー意識の強い動物であるため、基本的には単独飼育をする。なぜぐりとぐらが2匹一緒くたに飼育されているかというと、「ハムスターもね、独りじゃ寂しいんですよぉぉぉぉ!」というペットショップのマスターの演説に聞きいってしまった私とピンキーが、「じゃ2匹で飼うか」と、定見もなく購入したせいである。子供がわさわさ増えるのも困るので、メス2匹を選ってもらった。
 つもりだった。
 先日、ピンキーのもとに、「あんた、なんてことしてくれるのよ!」と、母堂の激しい剣幕の電話があった。思いあたることが多すぎる彼女はうろたえ、「どうしたの?」とおずおず訊ねると、
 「子供が産まれちゃったのよ!」
 と、母堂が言うではないか。

 そう、ぐりとぐらは、どちらかがオスだったのである。
 子供は順調に育っているのだが、さて乳離れした後はどうしようか、誰にも思案がまとまらない。岡山・神戸近辺の方で、ハムスターの欲しい人、募集中です。


 さて、仲睦まじく子供を産んだぐりとぐらであるが、悲しいことに子供の数は4匹であった。ネズミ類を飼ったことがある方ならおわかりだろうが、ゲッシ目というのは、たいてい10数匹の子供を出産するものである。
 ぐりとぐらも、産んだのはそれくらいの数だったらしいのだが、愛するあまりしげしげと覗き込む人の影に怯え、4匹を残して食べてしまったらしいのである。過剰な愛は禁物であるというのも、普遍の法則であるらしかった。

 さて、そういうわけでピンキーの実家ではただいま6匹のハムスターが生息しているのだが、家族の情が移ったぐりとぐらは、このまま永遠に倉敷で暮らすことになりそうである。そこで産まれた子供のうち、1匹を神戸で飼育する、というところに落ち着くようだ。


 前述の次第によって、「我が家のハムスター」はぐり・ぐらの子供を中心に日記を書くことになった。ちなみに、ぐりとぐらの子供は全てもらい手が決まり、ピンキーの母堂は第二次ブリーディングにいそしんでおられるようである。「望まれない子供」でも、大切に育ててあげなければ、などと社会派ぶった発言もしてみたくなる私たちであった。あはは。

 神戸の友人に譲る一匹とともに、我が家で飼育する予定のハムスターも初めて神戸にやってきた。といっても二匹のハムスターが来神したのには時差があり、人に譲るハムスターのほうが、数週間ほど遅れて到着した。その間、1匹はピンキーの手元で飼育された。
 「・・・」
 2匹のハムスターを比べてみると、えらく大きさが違う。これが同じ腹から産まれた兄弟であろうかと思うくらいである。岡山でのハムスターの優雅な暮らしぶりが、目に見えるような違いである。何だか、「育ちの違い」という言葉が思い浮かぶ。ハムスターでもこれなのである。ましてや・・・。

 いやいや、閑話休題。とりあえず、2匹は同じケージの中で生活している。ハムスターはテリトリー意識が強く、兄弟でもケンカをすることがあるのだが、この2匹はいたっておとなしく、鳴き声一つたてない。

 養子に出すほうはさておいて、新しく来たハムスターに名前をつけなければならない。私の命名は「たまを」。この「を」がポイントなのである。しかも、オスでもメスでもかまわない名前である。と力説したのだが、ピンキーはこの名前に納得せず、ただいま親権者同士で、この名前をめぐり係争中である。
 猫や犬と違い、ハムスターは固有の名前に反応するわけでなく、声の違いだけしか区別しない。だから、名前が決まらなくても飼育に問題はない。が、やっぱり名前くらいは早急になんとかせねばなるまい。

命名:「たまを」(ただし仮名)

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