男酒場

男酒場独りで酒を飲みに行くと良いことがあるという。昔のクライアントも大学時代の先輩友人もみんな言う。ひとときの楽しい会話に留まらず、恋が芽生えたり愛が花咲いたり、そりゃもうびっくりらしいんである。

不肖わたくし25歳、『お外(のお店)で独り酒』の経験はまだ両手で数えるほどしかない。良き友人に恵まれたせいともいえるのだけれど。しかしまあ、シャケだっていつかは川を下らねばならぬのだ。飲み友達も転勤だ出張だで減りつつあるし。

というわけで、仕事が終わったあとに近所のダイニング・バーで一献。人とは何度も訪れているのだけれども、独りでは初めて。リーズナブルな料金で手のこんだフードを供してくれる、お気に入りの一軒である。本日は白ワインにホタテのカルパッチョ、それと若鶏のミラノ風グリル。
あと一杯何か頼もうと思う。軽いロングカクテルなんかが所望だ。ちょっと甘いのがいいな。・・・そうなるとカシスだのパッションフルーツだのってところが定番なのだろうが、スーツ着た平日の男独り、ちょっとそれは沽券に関わってしまうんじゃなかろうか。迷ったあげく、カンパリオレンジをオーダー。

こんなもんでよろしいでしょうか、男の酒場ってのは。

ちなみに飲みながら「坂本龍一編:非戦」を読んでいたのだけれども、帰りのレジで店のお姉ちゃんが「お近くなんですか?難しそうな本読んでらっしゃるんですね」と親しげに一声かけてくれた。わたくしの方も、料理の感想やたまに飲みにきている旨など伝えつつ。今度はカウンターで一緒に飲もうという話になってお別れ。

功徳はさっそくございました、ってなところでしょうか、まる。

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