わがままゴーイング

忙しいには違いないけれど、今日は上京していた母親をホストとしてもてなしつつ、ANAの航空券を受け取り旅行の準備を開始する。明日は旅先で読む本やもろもろを買い出しに出かけて、ついでに髪を切りに行く予定。旅行前に済まさねばならない仕事の慌ただしさに最初は腹が立ったけれども、いつのまにかそんなスケジュールにファイトしている自分がいる。なんだかんだ言っても、仕事じたいは好きなんだろう。でも、旅や夜景つきディナーはそれとは別もの。

以前の同僚が、たった3日の休暇をとる(それも季節遅れの夏休みだ)のに四苦八苦し、上司の許可を取るのに4ヶ月かかったなどという苦労話を聞くと、ほんとうに冗談めかして返事をするしかないのだけれども、よく考えれば滅茶苦茶な話だと思う。
たぶんその上司はこのblogを読んでいないと思うけれど(だから書いてみるのだけれども)、そういう上司に管理されるのも気の毒な立場だ。仕事にしかプライオリティをおけないという生き方は、仕事以外の自分を貧しくしていく。栄養ってバランス良く摂取して、はじめてカラダもココロも健康になるってものだけれどもね。そして廻りまわって仕事も貧しくなっていく。そんな蛸壺のような閉塞感が、大仰に言えば日本をダメにするのかもしれない。もうちょっと具体的に瑣末的に何をダメにするかというのも想像がつくけれど、オトナになりかけの僕としてはぐっとこらえてお口にチャック、だ。

まあ僕はといえば、それでもその会社で3連休+3有休などを要領よく取得して遊んでいたので、こればかりはわがままさという資質によるのかもしれない。転職した今の職場でもそうだしな。
『大人しさ』が大人と勘違いされるような日本社会では、逆に他人のわがままや逆上を制御するスキルも必要とされないので、それを持った人間もあまり存在しない。ということに気がついたので、しばらくは図に乗って生きてみます。えへへ。

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