恋の門

koinomon.png

松尾スズキ初監督作品。内容もさることながら、キャストやスタッフがもうサブカルチャーな皆さまのために取り揃えましたっ!と言わんばかりのメンバー。
最初の画面構成やテンポが、監督の思惑とはずれたちぐはぐ感があるかに見え、舞台出身の悪いところが出たのか、とも思ったけれど、後半のハイテンションでエンディングに迫る勢いは、さすが舞台を知悉している人のワーク。漫画指導にプロの漫画家をつけ、作中アニメは庵野秀明作成/影山ヒロノブ主題歌、大人計画の皆川猿時がそのまんまのキャラで登場、漫画家がコミケの客として登場と、そっちの世界が好きな人にはたまらない一作。

・・・ただそういう小ネタを除き、純粋な映画として見れば、微妙な評価です。伏線が弱すぎるのは脚本の弱さであり、もう少し練って欲しかったと思わないではない。

オフィシャルサイト:http://koinomon.com/

ばっちりの批評:http://movie.maeda-y.com/movie/00398.htm

Similar Posts:

カテゴリー: E:読書・映画・演劇 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください