含羞の安部公房

含羞の安部公房今日、ふとしたことがきっかけで、昔そう言えばシュールな短編小説を書いていたことを思い出した。誰の作風かといえばこれが安部公房だってなもんで、本読みならもう含羞の彼方に飛んでしまうくらい恥ずかしいことだと分かってくれよう。・・・あまりにも恥ずかしいので、誰にも見せずに死んでいきたいものなのだけれども、残念ながら当時付き合っていた彼女に見せて、得々と感想を強要した憶えがある。ああ、若さって素晴らしき傲慢な存在だったのだなあ。

何が言いたいかといえば、そんな自分が何だかんだといっても好きだってことを、今さら過去の記憶を手繰りよせて再確認したことである。自己肯定感のない日々というのも辛かろうものなのだろうけれど、万能の自己を抱えたままオトナになるというのも、これはこれで困ったものだということだ。やれやれ。

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