名前、覚えられません

名前、覚えられません人の名前を覚えるのが苦手である。ついでに言うと、顔もあやしいもんだ。

故・田中角栄は「コンピューター付きブルドーザー」の異名の如く、同僚自民党議員の「名前・顔・派閥・選挙区・当選回数」の5点セットが頭に入っているという逸話を何かの本で読んだことがある。さすが今太閤と感心したものだけれども、別に総理大臣じゃなくったって「顔・名前・自分との関わり」のプチ3点セットくらいは記憶しておいて損はない、というかそのくらいのことも出来なければあからさまに社会では損ばかりである。自慢じゃないが輪郭認識能力が弱いのか、恋人と待ち合わせをしていた際に、後ろ姿を見てまったく違う女の人に声をかけそうになったこともあるくらいなので、仕事付き合いていどの関係だと、本当に誰だか分からないときがある。セミナーだとかで旧知(らしい)人に声をかけられて、10分くらい困ったこともある。

・・・なので、俳優とかタレントになるともう絶望的で、一握りの有名人を除くと誰が誰だか分からない。今まで馬鹿かと思われるのが怖くて隠していましたが、ここでカミングアウトしておきます。僕は本当に、誰が演じているのか分からずに映画を見ていることが大半です。
もちろんこちらの方は、別段日常生活を営む上で困りはしないのだけれども、知人のウェブサイトに載っている映画批評などを見ていると俳優への感想などが書かれていて、ああ僕は一生映画も演劇も、俳優の味を堪能するという楽しみ方ができないのではないかと、すこぉし暗い気持ちになる。どの俳優がどの映画に出ていたかなんて、どうしてみんな分かるんでしょうね。謎だ。

とどのつまりが、この事象は自分にしか興味のない人間のなれの果てではないかという恐ろしい推論が頭をよぎる。ほんとう、一事が万事とはよくいったものだ、と思わざるをえない。

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名前、覚えられません への2件のフィードバック

  1. 忘知忘顔 のコメント:

     私も大変不得手です。一時はこちらが憶えなくとも相手が憶えているから不都合はないなどと、不遜な考えを持っていました。
    しかし、やっぱり良くはない。この頃はそれに加えて認識症の症候も加わってきたから、困ったものです。
     結局の処、憶える意欲と、憶えるための自分なりの方法を早く見つけることなのかもしれない。
    名刺を交換したら、必ず裏に何かのメモを記しておく。
    メモを見ることが無くとも、メモを記す行為が記憶のINDEX造りに役立つのかも。

  2. 森島 のコメント:

    ・・・どなたかすぐに分かりましたが↑、血筋なんですかね。。。そういう意味ではすばらしきクローンを作り上げることに成功したんでしょうか、我が家の子育て(苦笑)。おかげで最近苦労しております(^_^;)

    仕事なら名刺を交換できるのですが、プライベートではどうすればいいんでしょう、まったく。

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