これがボーダフォンの生きる道

これがボーダフォンの生きる道英国からボーダフォン社長 津田氏、4カ月で交代 – Yahoo! ニュースより。
正確には津田氏が会長になって社長を招き入れて二人三脚体制になるとのことだが、関連して気になったので社団法人電気通信事業者協会のサイトに上がっている携帯電話の契約数資料を見てみる。

報道のとおりボーダフォン一人負けは良いとして、もともと比較的ボーダフォンが強いといわれていた3大都市圏でのボーダフォンの状況はどうか。残念ながら関東・東海・関西というかなり大雑把なくくりだが、以下表のとおりとなる。

通信事業社名 全体での純増シェア 三大都市圏の純増シェア
ドコモ 63.4% 59.5%
au 56.3% 57.7%
ツーカー 0.5% 0.7%
ボーダフォン -20.2% -17.9%

数字自体は微笑な差ではあるが、大まかに言って

・ドコモは三大都市圏でこそ、auに肉薄されている。
・三大都市圏ではまだ比較的ボーダフォンが踏みとどまっている。

だ。
ボーダフォンの生き残る道は、ずばり都市型のコンテンツ配信事業者になることなんではないか。3GとGPSで、がんがん若年層向けのコンテンツを垂れ流しつづける。地方エリアは切り捨てて、ドコモにローミングしちゃえばいい。技術的にも確か近かったと思うのだけど。

都市部の人間だけでなく、例えば土日上京して渋谷で遊ぶような地方の若者たちにFelica対応のプリペイド携帯をSIMカードチェンジでレンタル貸し。彼ら彼女らに「スゲーぜ都会の携帯は一味違うねー」と言わせたら、エッジのきいたサービスとしてブランディングできるんではないか。もちろん広告やコンテンツ配信でがっぽり儲ける。つまりは、

ドコモ・・・王道。ポータルサイトに例えるとYahoo!。
au・・・ちょっと他との違いを出しながら、基本は全方位。新しいことにすぐ手を出す。同じ例えではgooかな。

これらに対して、ボーダフォンは携帯キャリアのエキサイトを狙えばよいのだ。F1 / M1層に向けてのターゲティング・メディア化。それなら何とか食いつないでいけないかな。もちろん「LEON」や「NIKITA」を読む都会の中年男女向けコンテンツもありだ。これくらいしか、もう道は残っていないのではないだろうか。

後は丸ごと汐留に身売り、生き別れの兄弟と再会するというかなり悲惨な茨の道もないではないのだけれども、それはさすがにねえ。

・・・しかし、冷静に考えてみるとどちらが良いかは微妙なところ。いずれにせよ、外資のおもちゃにされた時点でこうなるのは目に見えていたってことか。

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