ウィルコムの音声定額と携帯市場の将来予想図

ウィルコムの音声定額と携帯市場の将来予想図IT mediaより、ついにきた、といった感のあるニュース。

ウィルコム、月額2900円で音声定額提供

ウィルコムは3月15日、PHSを使った音声定額サービスを5月1日から提供することを発表した。料金は月額2900円で、1年契約が前提となる。長期割引などの各種割引は利用できない。
ウィルコム電話機同士の音声通話および直送メールが定額になるほか、Eメールの送受信も定額に含まれる。
(略)
なお7月をめどに、フルブラウザOpera搭載端末などを対象としたパケット定額プランも導入する。月額2100円でフルブラウザが定額利用可能なほか、PCと接続しての通信も定額とする。

ウィルコム同士限定なのは残念だけれども、IP-mobileっておそらくこういった料金体系になるんでしょう。こうなると昔流行ったドッチーモみたいな、定額携帯(PHS or IP-mobile)と通常の携帯のダブルバンド機が本当にvaluableになってくる。特定の場所(PHS圏内 or ホットスポット)から、あるいは同キャリアの携帯にかけるときには定額ないしは低料金、それ以外は通常料金。だいたい音声も全部IP化してしまえば、現状の通話料ももっと安くなるのではないかと思う。

ただ申し訳ないのだけれども、どうもウィルコムのサービスが普及するようには思えない。なんだかADSL出はじめの東京めたりっく通信を思い出されるのは僕だけだろうか。

そうか、とここで膝を打つ。近い将来にウィルコムがソフトバンクに買収され、かつて東めた⇒Y!BBとなった歴史を繰り返し、おそらくその時にこそIP mobile時代がくる、という未来予想はどうだ。もちろんその頃のソフトバンクは3G携帯の免許を取得(あるいはボーダフォン買収)しており、市場をネオ・ドッチーモ的機種が席捲する。日本テレコムとY!BBのBB Phoneも同一グループなので、(これらに限れば)固定電話も定額になるかもしれない。

ウィルコムあらためYa●oo! mobile(仮)同士の通話 ⇒ 定額(PHS圏内あるいはホットスポット同士)
Ya●oo! mobile(仮)から日本テレコム・BB Phone間の通話 ⇒ 定額(PHS圏内あるいはホットスポット)
データ通信 ⇒ 定額(PHS圏内あるいはホットスポット)。

こうして列挙してみると、Y!BBが伸びたのとまったく同じ構図で、価格優位性とネットワーク効果によった市場支配力の向上が可能になるのではないか。ついでにYa●oo! mobile(仮)のオフィシャルサイトを現在のYahoo! mobileに変えれば、モバイルコンテンツの支配をNTTドコモから奪い取ることまで出来てしまう。ソフトバンク(とヤフー)最大の誤算は、これにて目出度く解消。

おまけに、ウィルコムにはカーライルが出資しているので、これが実現すれば彼らのイグジット先も見えた、ということになり、非常にきれいな絵になるではないか。

かなりの確率で実現しそうな気がします。当てたら誉めてください。

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