ハルキスト的春の日々

ハルキスト的春の日々1ヶ月ちょっとかかって村上春樹の長編をほぼ再読了。彼の作品を貪るように読んだのは大学生の頃だったが、それから10年近くたっての再読は、僕に、彼の小説群に書かれた別のコードを与えてくれた。
優れた小説は往々にして内省を迫るものだというのが僕の狭い了見なのだけれども、村上春樹の作品が僕に与えるものは、僕自身を投影した行き場のないペーソスであり、それは僕をやるせない気分にさせる。むろん決して僕に行き場が無いわけではなく、つまりは僕自身が歩みを止めているだけ、ということに気づかせるのだ。やれやれ。

そしてそんなハルキスト的な読書生活をしている僕の周りにはハルキスト的な人が集まってきて、たまに気が向くと一緒にハルキスト的な時間を過ごしている。できれば僕が何とかしてあげたいところなのだけれども、けっこうややこしくてどうしたものか考えあぐねている。答えが見えていても、実行するとなると、現実的に億劫なことってあるじゃないですか。まあそうした問題のいろいろ。

それが自分のダメなところと言ってしまえばそれまでなのだけれども。いやはや。

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