ブログコミュニケーション from 孫

父親のブログから。

鄙からの発信-Blogの絆

二人の息子達は一人は大都会に住まい、一人は過疎の島に住んでいます。二人とも節季毎の帰省が難しい年頃になっています。帰省の難しさは年々増しているようで、今年の正月は一人が12時間の朝来夕帰であり、一人は帰省しませんでした。
(中略)
そんな老祖父母の最近の楽しみは、孫達のブログを読むことです。ノートパソコンを操作することはいささか無理なので、写真なども含めて彼等向きの記事を印刷して読んでもらっています。祖父母は同じ記事を何度も何度も読み返しています。我が家にとってブログとは親と息子をつなぐものである以上に、孫と祖父母をつなぐ絆です。


特に旅日記などは、デジタルデータとしてブログに上げ、自分自身のためのアーカイブにしているので、どこで何やってるかがだいたい分かる。
僕の書いた乱文には、行間に精神状態がじくじくと滲み出ているので、古い知己には消息が分かってまことに便利だと揶揄されたりもする。

そういうものが、もう半年以上も会っていない肉親に伝わるならば、それはほんとうにいいことだと思う。灯台の明かりみたいなもので、動いておるよとシグナルだけ伝わるんなら問題ない。あとは、僕が旅した異国の風物を、おそらく一生見ることもない祖父母に伝えられるんなら、それもじんわりとした喜びのうちだ。

ありきたりだけれども、こういう話を聞くと我がことながらブログ・コミュニケーションっていいですね、というのが結論。
まあ今はオヤジが取捨選択のプリントアウトを見せているだけだが、これをノートPCとか買ってリアルタイムに見られたら少し困ったもんだな、とは思うけれど。

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