インド旅行記を書こう。
2年前にインドを訪れて以来、ずっと思っていた。やらなかった。
ウェブサイトの更新にあたり、今回こそはと写真をスキャニングし、トップページのロゴを作成し、準備万端で当時のメモ帳日記を読み始めた。
途端に書く気が減退していく。
1ヶ月足らずの滞在だったにもかかわらず、いや1ヶ月の滞在でしかなかったせいで、僕にとってインドは今でも遙か西域の幻想の地だ。半可通ぶって「インドでは」と口にすることがしばしばあるのだけれども、そのときたぶん、僕はインドへの尊敬と愛に満ちている。
全てがカレー味でも、
映画にダンスが入ろうとも、
関西弁の物売りが全土にいようとも、
ホテルのシャワーで感電しようとも、
インドはインドだ。
この3年以内に、絶対再訪してやろう。