相変わらず、コンピュータウィルスが大変たくさん来る。TROJ.HYBRISは相変わらずだし、Sircamも衰えない。それに加えて今度のAlizだ。Alizは僕の入会しているMLで大繁殖し、超ピンポンゲームであっという間に数十通のウィルスメールが投稿される始末。普段はBecky!を使っているのでへらへら嗤って削除するだけなのだけれども、たまたま出先でノートPCのOutlookExpressを使用していたため、削除に面倒くさい手間をかける羽目になった。まあ、アンチウィルスソフトのおかげで被害は免れたけれど。
この発生源になったのが某IT系のメーリングリスト。インターネットの利点は敷居の低さなのだけれども、学習意欲のない初心者って奴は本当に困り者だとさすがに思う。ウィルスだとわかった瞬間電話線を引っこ抜き、パソコンショップにアンチウィルスソフトを買いに行くぐらいのことはして欲しい。
やれやれ。
おまけにそこでは「自己責任」「初心者だからしょうがない」「Windowsがタコだよね」「そんなにMSがキライですか??」という、よくあるありきたりの罵倒スレッドが乱立し、最後には初心者の方が捨て台詞を残して退会するという結末になった。
車を運転するのに免許が必要なのは車が他者に損害を与えるリスクを持つからだけれども、これだけネットワーク&コンピュータが当たり前になった昨今では、パソコンショップでウィルスに関する最低限の知識くらいは教えた方がよいのかもしれない。冗談じゃなく、「他人に損害を与える」存在だ。ウィルス対策のないパソコンなんて。
「ばらまくファイルに害はないけれど、ばらまいた側のハードディスクをフォーマットしちゃうウィルス」なんてのが流行らないもんだろうか。
最近は感染者が痛い思いをしないウィルスが多いから、こういうウィルスが流行ったらみんな真剣に対策を考えると思うのですが、どんなもんでしょう。
ハッカーの皆さん、ネット文化のために作ってみてください。