お遊戯上手になりました

最近どうも白髪が増えた。今まで髪の色も量も心配した経験がなかったので、なんだか悲哀の日々なんである。トイレで用を足し、手を洗いついでに鏡を見ると、どうしても気になってしまう。ついつい前髪をかきわけて白い細い毛を探してしまうんである。
こうなると白髪、は、僕の中でもくもくと大きくなりつつある別の何かのイコンであるかのように感じるし、白髪を探すという行為じたい、ややもすると強迫神経症的にも思える。

こういう言葉をいっぱい知ってて自己分析できるのは、鬱病に耐性が強いということになるんだろうと思いながらも、一方ではわざわざ深層意識を引っ張り出してきて、ラベリングの自己呪縛をかけている気にもなる。どっちが正しいのかはよく分からないけれど、言葉遊びばかりが上手になって、少しずつ歳をとるんではないか。白髪と一緒に。

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