愚弟が遊びに来ている。
学生最後の機会ということで、9月はまるまる東南アジアに旅行するとのこと。独り海外旅行も初めてということなので、アドバイスその他と買い物につきあってあげる、わりと優しい賢兄である。
しかしながら、アドバイスとかお説教とか忠告とか、そういう言葉でくくられる類のあらゆる言葉は、とどのつまりが自己の願望の表出かさもなければ過ぎ去りし日への悔恨か、もう少しタチが悪ければただの優越感の顕示にすぎない。ように思う。
ありとあらゆる説教を嫌う僕は、他人にお節介を焼くのが好きです。
まあ、性格の悪いこと甚だしいってなもんだ。