nikkansports.comにこんな記事が。
小室哲哉がJ1大分スーパーバイザー就任
音楽プロデューサー小室哲哉(45)が12日、サッカーJ1大分のスーパーバイザーに就任した。小室は大分総合競技場で記者会見し「近年、サッカーには魅了され続けてきた。マーケットとしても拡大が期待できる」と意気込みを語った。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-040612-0021.html
どこかにこういう人いたよなぁと思ったら、
この人だった。言わずとしれた村上龍だ。サッカー関連と言えば彼は中田英寿と仲が良いことで有名で、「文体とパスの精度」とか「悪魔のパス 天使のゴール」とかを書いていた。少し前は金融問題で、バブルの頃はワインとF1で、今は職業問題。分かりやすいといえば分かりやすい。このあたりの経緯はどこか三島由紀夫を思わせるけれど、残念ながら作品のレベルに大きな開きがある。
しかしコンプレックスのみっともなさをここまでスノッブに体現してくれちゃうと、それはそれで立派なもんだ。小林よしのりと双璧を飾るニッポンのルサンチマンって感じ。
村上龍といえば坂本龍一とつるんでるというイメージもあるのだけれども、本質的には教授よりもコムロの方がベクトル近いのではなかろうか。まあ龍センセはJ-POPお嫌いなので、絶対小室哲哉と組んだりはしないんだろうけれど。
村上龍が好きな奴は意外に多く、僕も「フィジーの小人」や「イビサ」は面白いと思う(しかし村上龍ファンが口を揃えてリコメンドする「五分後の世界」や「コインロッカー・ベイビーズ」は、今ひとつ受けつけない)。でも、村上龍が一番好きな奴って、男だったら絶対に親友にはなれないし、女だったら付き合いたくはならないだろう。少なくとも僕はね。
龍ファンは、ちょっとアバンギャルドやってます、でもインテリなことも分かっちゃうんだよねー。ってなノリがプンプンする人が多くて、辟易する。ありていに言えばみんなプチ龍だ。気色悪い。
・・・で、以上お前のコメントは要するに近親憎悪なんじゃないか、と自問自答してみると、これがなかなか反論できなくて、ちょっぴり口惜しいんである。やれやれ。
「愛と幻想のファシズム」はけっこう読み入った、かも・・・w
僕も読みました。一気に。
何だかんだ言って、龍の小説は結構読んでるんです(笑)
わたしはコインロッカーベイビーズ読んで以来読んでないです。あれはまった人ははまるようですが、だめだったなあ。
同じご感想をお持ちの方が、身近(笑)にいらっしゃるみたいです。おお同好の士。
でも、「フィジーの小人」が面白いってカミングアウトしてるので、変態扱いされそうです。。。