バースト電気信号

デリー発、ボンベイ行の列車を予約しようとする。上等な列車のチケットがとれない。
着いた先は砂漠の真ん中にある広大な洞窟で、そこにはまるで奇怪な熱帯植物のように独自の進化を遂げた機械たちが、あでやかで怪しい色とりどりな発光をしながら、何かの規則に従うように蠢いていた。それらが僕を見つけられるのかどうかは全く分からないのだけれども、直感的に危険を感じながら僕はその真ん中にあるバザールのような街に入る。街の中でも、僕はその危険から逃れられない。

・・・頭が痛くて4時間しか眠れず、あまつさえそのうちの(たぶん)1時間くらいは、しょうもない宮崎駿か村上龍崩れの夢の世界におりました。焼酎2杯飲んで帰ってきただけで、何をバーストしておるのだオノレは。

僕は、自分のおつむが織りなすよしなしごとが大好きだけれども、さすがに月曜の夜からこんなだとその何が詰まっているのか分からぬ脳味噌を恨んでみたくもなる。昔大学時代の先輩で、「躰は要らぬ、脳味噌をシリコンウエハーに展開して電気信号だけとなって生きていきたい」と言った人がいたけれど、明らかに僕の身体性や社会性が意識についていけていない今日みたいな日には、その言葉の意味をちょっと理解できる気がする。

難儀だ。まったく。

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