国境のトンネルを抜けると、そこは雪国だった。夜の底が白く光っている。
そんな川端康成の小説にある光景が、深夜の車窓にぼんやりと見えた。
今日(正確には昨日)から、年をまたいだ東北旅行に出かけている。東北に向かう夜行の鈍行列車はないので、新宿から新潟行きの「ムーンライトえちご」に乗車。
清水トンネルを抜け小説どおりの光景を見ながら、列車は越後湯沢に着いた。もう2時間ばかりで新津。
国境のトンネルを抜けると、そこは雪国だった。夜の底が白く光っている。
そんな川端康成の小説にある光景が、深夜の車窓にぼんやりと見えた。
今日(正確には昨日)から、年をまたいだ東北旅行に出かけている。東北に向かう夜行の鈍行列車はないので、新宿から新潟行きの「ムーンライトえちご」に乗車。
清水トンネルを抜け小説どおりの光景を見ながら、列車は越後湯沢に着いた。もう2時間ばかりで新津。