200704〜05:タイ写真集(後編)

タイ旅行写真集その3。夜行列車で南の島から戻り、その足でアユタヤへ。最終日はバンコク市内を買い物ツアー的に回り、寝る間もなく早朝の飛行機で帰国。いつも思うのだけれど、体が馴染んだ頃には帰国、だ。そしていつもの繰り言だけれども、長旅に出たい、と思う。

5/4(金)

  • アユタヤ観光。

5/5(土)

  • ウィークエンドマーケットへ。
  • プラトゥーナム市場、伊勢丹、Big-C、ジム・トンプソンの家を回り、最後は日本にも支店がある「COCA」でタイスキ。

5/6(日)

  • 早朝、バンコクより帰国。
  • United Airlines 838便 バンコク空港6:50〜成田空港15:10

バンコクからディーゼル列車でアユタヤへ。2等車はいっぱいで、移動した3等車もこの混みぐあい。列車は定刻にアユタヤ着。まだこの国では、駅員が手旗で出発指示をしている。駅前の道を少し歩き、アユタヤ市街へは渡し舟で移動。船着場そばの市場。どこに行っても色とりどりの果物が並んでいる。市場そばにはたくさんのトゥクトゥクが客待ち中。この1台をチャーターしてアユタヤ観光。4時間で600バーツ。ビーフン屋台のおかみさん。手慣れた手つきでうまい汁そばを作る。ちょうどドリアンの季節だったので、そこらじゅうにドリアン屋が登場。みんな時間をかけ吟味して買っていく。タイの風物詩だ。アユタヤ市街の外れ、東南にある「ワット・ヤイチャイモンコン」。一番整備されている遺跡のひとつ。トゥクトゥクの荷台から、アユタヤの町。昔より舗装道路が増え、快適なドライブ。「ワット・プー・カオ・トーン」。写真でも分かるとおり、塔は少し傾いている。中腹まで登ることができ、アユタヤを眺め渡すことができる。「ワット・ロカヤスタ」の野天寝釈迦仏。うだる暑さの中、涼しげに身を横たえるお釈迦様。アユタヤの遺跡公園中央にあるエレファントキャンプ。ここでは象に乗ることができ、1人400バーツか500バーツのコースが選べる。象の背中から。象使いは足と棒を巧みに操り、象を前に進めていく。アユタヤ王朝の守護寺院、「ワット・プラ・シー・サンペット」。仏塔が3つ並んだアユタヤのハイライトで、15世紀建造のそれは今も天に向かい聳え立っている。アユタヤ王朝がビルマに滅ぼされたとき、同じくして破壊された寺院の跡。「ヴィハーン・プラ・モンコン・ホビット」前にて。雀を買い、籠から解き放てば功徳が積める。ひと籠30バーツ。「ワット・ラーチャブラナ」のクメール様式仏塔。日本人にはおなじみの、「ワット・プラ・マハタート」にある、菩提樹の根に取り込まれた仏頭。同じく「ワット・プラ・マハタート」にて。破壊を逃れた仏像は、今日も涼やかに微笑んでいる。ビルマ軍に撫で切りにされ、頭を失った仏像の回廊。今もそのままの姿を野ざらしにしている。バンコクの国立競技場そばにある「ソンブーン」本店にて。名物の「プーパッポンカリー」。カニの旨味に卵のまろやかさが加わり、確かに賞されるだけのことはある味だ。ソンブーンで注文した手長エビの炭焼き。身も旨いがエビ味噌がとろとろで、言うことなし。プラトーゥナム市場の交差点南東にある、地元っ子に評判のカオマンガイ。昼時なので近所の人で店はいっぱい。日本人好みのあっさりとした味。ダシのきいた炊き込みご飯は最高。サヤームスクエアからカオサンまで飛ばしたトゥクトゥク。信号待ちや角を曲がるときには、ちかちかとカラーランプがまぶしくともる。今回の旅、バンコクでは常に「ソイ・ランブトリー」のエリアに宿をとった。カオサンにほど近いにもかかわらず、(カオサンに比べれば)静かで心地よい宿が多い。市街北部にある、土日のみ営業のウィークエンドマーケット。細い小路が編み目のように連なり、中は無数の店でいっぱい。何でも揃う商品の数。温州みかんを絞った、100%ストレートのオレンジジュース。バンコクのそこら中に屋台が出ており、小は10か15バーツ、大でも25バーツ。最後の夜、散歩の道すがら出会った祠。旅の無事を感謝して、手を合わせ、最後の夜が終わり、旅も終わる。

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