牽強付会処世訓

パソコン用の電源だけ買ってきて、ケースに装着されていた電源と交換した。あらびっくり、何の問題もなく故障中のパソコンは動き出す。電源がイカれるなんて珍しいこともあるもんだ。
最近のPCは消費電力の負荷大きいもんね、ということにしておいたけれど、心の隅っこでは埃っぽい部屋が悪いんじゃないかという気もする。狭苦しく暑苦しい我が家の夏に耐えきれなかったんじゃないかという気もする。こう書いたら、まるで昆虫みたいだ。

しかしながら折角新調した電源には悪いが、この1ヶ月以内にパソコンを買い換えようと思う。あれもやりたいこれもやりたいということで、予算を組んでいたらちょっとびっくりする額になった。今のパソコンでだって、あれやこれやの8割くらいはこなせそうな気もするんだけれど、そこはマニアでアトムな子の僕なんである。買い換える。

まあ何でも入手時には熱く意気軒昂に燃え、実際のところは手に入れることで満足というのが、豊かな社会ニッポンの消費ってもんだろう。実際に作っている人には悪いと思うけれど。

で、上記を何に牽強付会したいかというと、自分のプロデュースした企画が今のところどれ一つ満足に走っていないことにイライラしてるんである。プロデューサーという職務は企画制作よりも維持運営の方が大事だという当たり前の理屈を、改めて実感しているところ。正直に言えば、ここ数年実感しっぱなし。
世間で名プロデューサーと呼ばれる人(かつ、需要の食い逃げをしない人)たちは、分野を問わず本当に偉いと思う。クリエイティビティーに溢れながらも、耐えることが仕事と自認する。そこが違いなんだろう。

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