男の子の弁明

相変わらずいいトシをして男の子などとほざいているわたくしではあるけれど、先週末に酒席をともにした知人から、キレのいいリバーブローを貰う。

「男の子とか言っているけど、お前、ほんとうのところ十二分にオトナの考え方になったことを認めた上でカワイコぶってるだけだろう」

・・・おっしゃるとおりで二の句も告げぬ。はたまた別の知人には

「可愛げで世の中渡っていくのは、普通そろそろ諦めていくものでしょ」

とすげなくぶった斬られ、はてさてまた他の友人に

「blogに溢れ出るかまって汁があざとい」

と喝破される。要するにもう化けの皮もボロボロで、そろそろ化粧の厚さも目立つお年頃であることはまあ認めざるを得ない。はたから見るとさぞやみっともないんだろうなあ。と、それくらいはいくら阿呆なわたくしでもわかる。

わかった上で弁解させてもらうと、可愛げほど楽な自分のさらけ出し方もないのであって、そりゃ馬鹿を装ったり豪放磊落を気取ってみたりする処世術と根本的にそれほど違いはないのだ。蟹は己に相応な穴を掘るっていうけれど、僕の巣穴がたまたまこんなんだというわけで。

・・・それはそれとして、前述のリバーブローを放った知人には我が身の余りにもクールな、といって格好良すぎるならドライさを指摘され、足し合わせてみると『ドライなぶりっ子』という最低俗悪なセグメントに自分が位置していることに思い至ってしゅんとなる、秋風ただ中の僕でした。

まあいいや。
この文章に散りばめられた単語群がいやらしいという指摘は、さすがに無しとして下さいね。

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