マスト:オトナ語

【マスト】

must 〔名〕 《a ~》(絶対)必要なもの[こと],必見のもの,必ず聞くべきもの 〔形〕 《米略式》(絶対に)必要な,不可欠の

文字どおり、絶対必要な構成物。某渋谷ベンチャーに商談に行って、初めて聞いたときには脳裏に帆船がよぎりました。それはスペル違いの『mast』だ。
本当に必要なものなら、マストとか言わないと思う。やっぱり「絶対大事だから」とか形容すると思う。「忘れないでね!」とか念を押しちゃうかもしれない。

あえて軽めの英語でさらりと流しちゃうことで、現場でそのマストなものがポッキリ折れて実装されなかったときにもあんまり重大事件にならないのが、オトナ的にはありがたい一言。女性誌の見出しにも「マストアイテム」などと利用されるのを中吊りで見かけるけれど、本当に大事な特集の形容詞は絶対「イチオシ」だ。

例:「このシステムの場合、オンメモリーはマストでしょう」

あ、用例はオトナ語に加えてシステム語だ。

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2 Responses to マスト:オトナ語

  1. じん のコメント:

    たしかによくつかうなぁ。
    特にあんまり気合はいってないときにつかうなぁ。

  2. 森島 のコメント:

    はい、たまに上司の応用編で「ジャストアイディアだけどさぁ・・・・・・マストだと思うんだよね」などというのも。(泣)

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