数えてみたら五月はこれで4回目の日記。もはや日記でも何でもない駄文だ。心中の汚猥が時たま吐き出されてくるとも言える。
ひどく散らかった部屋に日経ビジネスの切り抜きがあり、片面は「クロネコヤマト」新サービスの広告で裏側はマッサージ・マシンの記事だった。どちらがその時の僕にとって大事だったのか、既に判然としないけれど、2、3日前の自分は素直にマッサージ機に惹かれたのだった。
とはいえ、「クロネコヤマト」のURLを丁重に保存しておいたのだけれども。
こうしてみると、本当に過去の自分など他人そのものだ。何考えてるんだか判ったもんじゃない。
だから、日記を読み返して一番面白いのは、多分僕だ。僕による僕のための、心象風景リサイクル。