よく飛行機に乗った一年でした。まあ、残念ながら仕事で、だけれども。今日び仕事で飛行機に乗れるのも幸せな職種かな、とポジティブシンキングしております。無理やり。
何十回と飛行機に乗っているけれど、たいがい日経新聞を読みながらのテイクオフである。加速Gがかかって轟音にジェット機が包まれる瞬間、いつだって
「ああ、次の瞬間離陸に失敗したら『日経新聞』が人生最後の活字経験になるのだなぁ・・・」
と考える。で、新聞からひととき目を離すのだ。おおいやだ。そんな死にざまあまりにもブルーすぎる。身震いする。
まあ、平凡な人生ってそんなものなのだろうけれど。
離陸時に日経新聞を平然と読めるのは、良くも悪くも大人のたしなみってやつだ。