コスメ、それは奥深き謎

知人と化粧品の話をしていて、「SK-II」は本当に肌がぴちぴちになるという話題になる。へえ。

で、別の知人にその話をしていたら、「SK-IIはいいけど、桃井かおりがCMしているだけに、買うのも複雑」との感想。そういえば子供の頃、テレビのCMでやっていた「ドモホルンリンクル」の無料お試しセットを母親のために頼んであげようとして、露骨にイヤな顔をされたことがある。そりゃまあそうだ。けだし、女性にとって化粧品のブランドなるものは結構フクザツな心中のイコンなんではないか、と思うのは、そのあたりに疎い男子の感想だ。そして今気がついたのだけれども、他人が使っている化粧品のブランドを誉める女の人というのもあまり記憶にない。難しいもんである。

で、こういう話をしていると必ず「ではお前から見て魅力的な化粧品のブランドとは何であるか?」という質問が次に飛んできて、僕は馬鹿なので「イヴ・サンローラン」などと答え、そしてこれも必ずいささかあきれたような小馬鹿にしたような顔で、「おミズくさいのが好きなのね」とか「香料が強くて肌が荒れそう」とか「色づかい派手すぎて日本人に合うわけがない」とか、とにかく否定的なコメントが返ってくる羽目になる。しょんぼり。
いつでもそうなのでいい加減やめにすればいいものの、ついつい正直に答えてしまう無邪気なわたくし。そして僕は知っているけど、それで海外旅行のお土産なんかに、サンローランのパレットを買って帰るとどんな女子でも喜んでくれたりする。それって言行不一致じゃないかと思いもするけれども、まあこれくらいコスメと女性の謎は、男にとって奥深きものなのだ。

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