今日は雪降るなか年越し蕎麦を買いに行ったところ、蕎麦コーナーの張り出しに
「そばは、『細く長く生きる』ことを願って食べる日本の風習です」
というコピーを目にして、一瞬にして食べる気が失せた。何が悲しくてそんな辛気くさい麺を独りで食べねばならぬのだ。
・・・とはいえ、今年は細く長く生きるための第一歩だったような気もする。年のはじめはタイのピピ島で迎え、春先には職を変えた。そうした年の瀬にピピ島は津波に襲われて、前職の会社は大騒動になっている。やれやれ。結局のところ、なんだか自分があたふたと走るだけのコマネズミになったような心持ちだ。そして、僕のワインディング・ロードは、長い。長いのだ。
求めるものは奈辺に在るんだろうか。
来年の抱負として、いろいろ考えるべき事もあるのだろうけれど、その思索は新年にとっておくことにする。『来年のことを言えば鬼が笑う』んだろうし、『一年の計は元旦にあり』とも言うからね。
どうせ同じ日本の風習なら太くて長いアレをかぶりつくほうがゴーカイでよいね。
ええ、恵方巻きです。
どうもあけましておめでとうございます。
実家に帰って冷蔵庫を開けて、生活レベルの違いを実感してきました。美味しいものばっかりです。
これが世代間格差ってやつなんでしょうか。