日本のやり方、タイのやり方、マレー鉄道にて

ナコーン・パトムの夜市を冷やかしてから、21時過ぎに乗りこんだ夜行列車は、ピピ島への玄関口、スラタニーに6時30分に到着の予定。が、4時間たっぷりの遅れ(おかげで食堂車の薄っぺらい食パンが食べられた)。

列車の中、途中何度かトイレに立ったけど、寝台車には洋式便所とタイ式のそれが双方備え付けられており、いずれも使ってみたけれど、通じの良いのはだんぜんタイ式のほう。タイ式、まったく和式便器と同じスタイルだ。
トイレのしゃがみ方ひとつに蹲踞で備えることしばらく、大和魂が放出されて気分はすっきり。

日本人だなあ、と思う熱帯の朝。

スラタニーの駅。ホームに降り立つそばから、旅行代理店の客引きがすうっと近づいてくる。ピピ島へのバスはすぐ出発するという。
「Directly?」
訊いた僕に、代理店の彼女は自信たっぷりに「Of course!」と答える。信用しよう。うん。

で、結果的には2度ほど乗り換えてクラビーの桟橋へ。スピードボートが島に着岸したのは16時半だった。
ピピ島にはこれで3度目になるのだけれども、まともに直行で着けたためしがない。

タイだなあ、と思うマイペンライな道のり。

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