Made in Japan, Made in China, in Koh Phi Phi

昨日、今日と立て続けにスノーケリング・トリップに参加した。昨日はコ・ピピ・レやバンブー・アイランドを周る一日ツアーで、本日は夕方3時に港を出るピピ・レのみのサンセットツアー。

本日のサンセットツアーではカヤッキングでマヤ・ベイに行ったり、聞いていなかったけど船内でトム・カー・ガイ(チキンとココナツミルクのカレー)のディナーになったり、最後は航海中に撮影したビデオを見てみんなで盛り上がったり、気持ちのいいスタッフに囲まれて過ごせた。

この手のツアーはあちこちのベイやラグーンに停泊し、スタッフが伝える時間内でスノーケリングをしたりカヤッキングをしたりするのだけれども、我々日本人は律儀なので、聞き取れなければスタッフに聞き返して戻りの時間を確認し、水中でも時計の針と船までの距離を推し量りながら、だいたい数分前にはボートまで戻ってくる。今回のツアーに参加していた日本人は僕たちだけで、そしてだいたい僕たちが戻りの先陣。みんなが帰ってくるのを、コーヒー飲んだりしながらぼうっと待っている。

で、このツアーには珍しく(最近はそうでもないのかもしれない)中国人の団体が乗船していて、僕らがコーヒーも飲み終えタバコも吸い終え、いやに出立が遅いな、と思いながら入り江のかなたを見ると、中国人たちがゆっくりとカヤッキングをお楽しみの真っ最中。で、そこを出たのは30分後の予定を大幅に超え、1時間後。

一団体だけで国民性を判断してはいけないのだろうけれど、悪びれもせず楽しそうな笑顔で帰ってくる彼らを見ると、「中国製の時計はそんなに時間が狂うのかね? Made in Japanの時計のほうがいいんじゃないかい?」とでも、皮肉のひとつも言いたくなる午後の無人島。

まあ、僕が腕に嵌めていたのは、残念ながらSEIKOでなく、Swatchなんだけど。

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