ネット業界的には、やっときたかという内容のニュース。
ネットエイジ、新会社「RSS広告社」と「ブログエンジン」を設立
ネットエイジグループは、RSS広告のテスト配信を3月に開始し、4月に同広告サービスを一般に公開した。同社では、「ブログのRSSフィードの内容に合った広告を配信するRSS広告事業には非常に高い可能性がある。市場自体は初期段階だが、飛躍的な発展を確信している。4月に開始したサービスも、ニーズは想像以上だった」とし、RSS広告社設立に至った背景を説明する。
(以上抜粋)
どういう仕組みか分からないけれど、RSSリーダを単なるクライアント側のアプリケーションにするのではなく、定期的にリーダに登録しているRSSをサーバ側に送信し、その内容にマッチした広告をクライアントへ戻してやるって感じでしょうか。で、広告のRSSはhiddenとなっている。あるいは純粋なサーバサイドプログラムにして、インターフェイスだけがクライアント側にあるとか、ブラウザアクセスとか。
こう書いてみると、別にそんなRSSリーダを使う必要ないよね、って気になる。フリーで性能が良くて、メーラやブラウザと結合して使えるRSSリーダは世間にごまんと出回っている。このビジネスが成功するかどうかは、一義的には『どれだけコンテンツにマッチした広告を配信できるか』という技術的な問題だと思うけれど、本当のところは『どれだけ使いやすくて他にない機能を持ったRSSリーダを作り、RSSのフロントエンドとしてユーザに選択させられるか』なんでしょうね。