鉄道模型-牧場基礎工事

週末は秋葉原に行ってきた。
必要なもののほかに、タクシー営業所とか構内詰所とか、ついついストラクチャーを買い込んでしまう。オークションではバスコレクション限定品の地元岐阜バスに165系急行電車、それにキハ80を落札。ひとつひとつは大したことない値段だというところが落とし穴。

秋葉原では、基本的にタムタムでだいたい用が足りるみたい。中古車両ショップも何軒かまわったけれど、よほどのレアもの以外はYahoo!オークションの方が安くて手軽だ。

・タムタム秋葉原店
ホビーセンターカトー(通称『総本山』)
・ヨドバシカメラ新宿西口店ホビー館

この3つでだいたい用事は済ませられることを把握できたので、今後はお出かけしなさそう。

で、レイアウト作成の続き。田舎駅と山の間は牧場にして、「牧場から並木越しに駆ける列車が見える」というようなシーナリーにする予定。

牧場基礎工事

バラストを撒く。一晩置く。線路沿いにカラーパウダーを撒く。一晩置く。それからやっと作成。トンネルの入り口はブラウンとライトグリーンミックスの二色撒きにしてみたけれど、なんだか違和感がある。ここのところ、どうも作るはたから不自然になっていく。たぶんもう一度リチューンするんだろうな。次に田舎駅の牧場側をボンドで固定。

牧場を作る前に、小径を作成。未舗装道路の素材には、ライトブラウンのカラーパウダーで妥協するつもりだったけれど、タムタムに行ったらモーリン株式会社というところからどんぴしゃりの色をした「クラフトサンド」なるものが売られていたので、迷わず購入。細かい砂粒のようなもので、説明書きによると

天然硅砂に顔料を高温(約800℃)で焼き付けてありますので水につけても色落ちしません。

とのこと。とりあえずシーナリーボンドで固定してみると、確かに実感たっぷり。使用したのは黄土色。小径とバラストの間にはカトーのターフを使ってみる。正直なところ、あんまりカラーパウダーと変わらない。ざんねん。

ボンドを厚めに塗ったところへトミックスから販売されている柵をさし、ちょっと牧場っぽくする。

小径近景

こうやってみると、クラフトサンドはいい色を出している。木を作るために、カトーから出ている「シーナリーセット 樹木制作」というのを買ってあるので、来週あたりに作成予定。プラスティックの木の幹、葉っぱ用のコースターフなどがセットになった便利な逸品。作る方が安くて質感もいいのだ。とはいえ手間は何倍もかかる。ここらへんが、手間勝負ってことだ。

名鉄列車が牧場を通過

せっかくここまでできたので、以前に購入したモデモの名鉄モ520を線路に上げて記念撮影。おお、だんだんそれっぽくなってきた!
次のテーマは、小径の踏切作成と田舎駅前の作成だな。そして何よりもリアリティーが欲しいところ。

ちなみにこの旧型電車、僕が子供の頃まで走っていた。何度か乗った記憶がある。今では路線すら廃止になっちゃったけれど。結局、僕が作ろうとしているのは少年の頃の情景なのかもしれない。昔僕が見た、その中にいた光景を900×600のベニヤ一枚に再現しようとしている気がする。欲しくなる車両も全部地元を走っている、走っていた列車だもんな。鉄道模型が大人の趣味、というのは確かによく言ったものだと思う。かつての記憶や思い出や体験を箱庭に再現していることに他ならないから。

そう思うと、ちょっと切なくなる日曜の夜更け。
で、近所に牧場があったかというとそんなものは一切ないのであって、まあ、そこらへんがお手軽な箱庭の箱庭たるゆえん、だ。

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