南国の寿次第-03:バリ島到着 2008/12/20

出発は年の瀬10日前の12月20日。前日会社を出るとき、サプライズで部署全員の拍手と万歳で送り出されるという感激をもらい、朝イチのスカイライナーで8時すぎには成田空港。ここで群馬在住の妻の家族4人と合流。義父母と妹ふたり。同じ時間には、僕の家族も中部新国際空港に到着。無事の集合はデンパサール空港の予定。

利用したのはインドネシアのフラッグシップキャリア、ガルーダインドネシア航空。家族からはなぜJALじゃないのかと問い合わせがありつつ、JALは到着時間が悪いので、ガルーダに決定。安かったというのもある。落ちるエアラインであるとか、ノースウェストにマイレージ連携を断られた会社であるとか、余計なことはいっさい伝えずに乗せたのだけれど、落ちなかった今となっては言わぬが花というもんだろう。
今回は結婚式のBuzz word「一生に一度きり」マジックにより、妻と二人でビジネスクラスに乗る。まあ全般的には残念な航空会社なので、シートがゆったりしている以外はほどほどといったところ。往復で20万弱。エコノミーのPEXの倍近い値段。

出発が遅れたせいで、デンパサールにも1時間ほどのディレイで到着。昔はビザ不要だったのに、いつのまにかインドネシアはビザが必要な国になっていた。学生のころに来たことがあるけれど、空港の建物は何も変わっていない。新しくできたビザ取得カウンターに妻の家族を案内。荷物を受け取り、次にとりあえずの両替を空港ですませたら、10,000円=1,160,000Rp。1,000Rp=9円弱。半月の滞在で、レートは8円から9円をうろうろ、といったところ。
ようやく外に出て、とにかくセントレアから先に到着した組と集合。何かと面倒だし、1時間程度のずれなのでJTBには東京組との混載でかまわないと伝えておいたのが裏目に出て、暑さと騒音と排気ガスの中で、両親とくに父親がげんなりした顔で待っていた。

空港からホテルまではJTBの送迎バス…はLook JTB専用なので、ホテル手配しか依頼していない本人夫婦は、自力でタクシーを手配して、ホテルまで向かわねばならない。客引きの悪名が高いバリ島だけれども、空港のタクシーはカウンターでの定額チケット制なので、まあ安心といったところ。65,000Rp.。

ホテルまでは30分少々で到着。夜も遅いしさっさとチェックインを済ませて部屋に入りたい。ところが、旅行会社のパックで頼んでいるため、送迎などは現地のランドオペレーターが委託を受けている。そして彼らの儲け口は委託業務ではなくオプションでどれだけ観光ツアーに引っ張れるか、なので、ルームキーを渡すことなく延々とオプションツアーの説明を続ける。まあ多少なら聞いてやるか、と思っていたところ、申し込むまで勧誘をまったく止めないなかなか見上げた根性のガイドなんである。
さすがに声を荒げてチェックインさせろ、一切申し込むつもりはないと3度ほど怒鳴ることで、ようやくガイドは去っていった。今までパックツアーというものに参加した経験がなかったのだけれど、こんな儀式を毎回海外旅行でしてたら本当にうんざりだな、と思う。ついでにJTBの手配が間違っていて、家族全員はデラックスルームだったけれど、新婚夫婦だけがスーペリアルーム。まあ部屋が狭いくらいなので、あきらめて滞在中はずっと僕らだけ離れた部屋に泊まり続けた。考え方によっては新婚なんだしそれでいいのかな、というところだけれど、もうJTBを使うこともなさそうである。

なんやかんやで夕食は10時過ぎ。ホテルのメインダイニング「HUSK」はフレンチとアジアンのフュージョン、というソフィテルにしては微妙なところだったけれど、まあまあうまいものを出す。これにて1日目終了。

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