損な性分

犬に噛まれる夢を見た。夜も更けて到着した旅館の玄関先で、足下にすくんでいた犬が、唐突に僕に襲いかかる夢。
犬に噛まれる夢じたい、僕の夢レパートリーの中では頻度が高い。小さい頃遊んでいた犬に顎を噛まれるという悲惨なアクシデントに遭遇したことがあって、それ以来の犬嫌いが影響しているのだろう。

よく見る夢のパターンを持っている人は多いんじゃないかと思う。小さい頃、幽霊の夢もよく見た。人通りもない薄暮の住宅街、下校の途中、必ず幽霊が待っているのだ。しかも同じ場所で。何度も同じシチュエーションが登場するので、夢の中で「そこにいるのは分かってるんだぞ!」と叫んだことがある。まったくストレスの多い夢だ。

夢の意義は、未だに解明されたとは言えないのだそうだけど、僕にとっては現実の象徴化みたいなもんだ。夢の中でまで、ストレスを溜めこむこともなかろうと思うのだけれども。損な性分だ。

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2 Responses to 損な性分

  1. 花野 のコメント:

    同じく、よく見る夢のパターンを持っています。
    つい昨日見た夢は、早く家に帰らなければいけないのに友達に呼び止められたり道に迷ったり、結局家に帰れない夢です。心では早く帰ろう帰ろうと思ってイライラしているのです。こういう、他のことに気をとられて自分の目的を果たせないといった夢をよくみます。あなたの言葉をかりて言うなら、これも現実の象徴? そうかもしれませんね。ストレスたまります^^又、願望や心配事が夢になることも多々ある気がします。夢って面白いですね。ヒトの本当の部分が夢に表れているような気がします。課題のための調べ物をしていて、このページに出会いました。なんだか興味深いお話でした。ありがとうございました。とても私的な意味のないコメントで申し訳ありません。

  2. もりしま のコメント:

    そうですねえ、現実の不安を抽象化したり先鋭化したりするのが夢なのかなあ、と思ってます。同じ夢を繰り返してみるというのは、それが解消されていないまま、ということなんでしょうか。。
    最近、でもこういう夢を見ることが減りました。むしろ不感症になっている気がして、ちょっとかなしいです。

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