野菜の定義

や。SITE:野菜の選び方を考える」という野菜ポータルなサイトのコラムから。

第6回「野菜の定義」を調べました

(抜粋)
さて上記の分類の中で野菜かくだものかハッキリしない分類は果菜類です。果菜という名前からして果物かもしれないと思う要因と言えます。まず果菜類に分類されているものを挙げてみますと、トマト・ミニトマト・ピーマン・キュウリ・カボチャ・シシトウ・ナスがありますが、私はスイカ・メロンも果菜類と認識していました。というのも仕事でスイカ・メロンを取り扱う際に野菜と同じように販売されているからです。しかも野菜と同じ場所に置いてありますから知らずのうちに野菜であり、ツルに成るウリの仲間で果菜類なのだと思ったわけです。

ところがごく最近に「果実的野菜」という分類があることを知りました。それを知ってから思ったのですが、たしかに「果実的な甘さを持っているので野菜と決めつけて取り扱うには無理がある野菜」ですよね。で、結局「野菜なのか?果物なのか?」どうなんでしょう…

農林水産省ではメロン・スイカを「果実的野菜」として表記していますので、野菜と言えます。だから農林水産省が管轄する中央卸売市場あるいは地方卸売市場では同様に(厳密には野菜と区別はしているものの)野菜として扱っているのでしょう。ただ、八百屋さんやスーパーなどのお店では果物として扱っているところが多いようです。そのことを踏まえると「メロン・スイカは野菜です」と決めるには少々無理があるのかもしれません。

すげえ。お役人ってすげえよ。と、日々お役所仕事的な毎日でユウウツな身としても思うんである。

で、もっとわかりやすい区分としては

野菜か果物か区別する基準は人それぞれに違いがあることがハッキリしました。それらの他人の基準をここでまとめてみたいと思います。

(一般的に言われている基準)
木に成るのは果物、そうでないものは野菜
多年生と1年生(その年で終わるものと複数年に渡って収穫できるもの)
甘さで決める
生で食べるのが果物、火にかけたりドレッシングなどで食べるのを野菜
タネを食べられないのが果物、タネごと食べるのが野菜
ビタミンの含有量

(農林水産省と植物学の見解)

一般に、野菜とは食用に供し得る草本性の植物で加工の程度の低いまま副食物として利用されるもの(農水省)
一般的に野菜とは1年生の草本作物(植物学)

へえ。ぶどうをタネごと食べちゃったりする僕は果物的定義な食べ方をしていないんでしょうか。一般的な見解として。
「副食物として利用される」と書いてあるけれど、ジャガイモ主食にしちゃうこともある、独身男性の食生活においてはどうなんだ。と、独り暮らしも自炊もしたこと無さそうな農水省の職員を問い詰めてみたくなる今日この頃です。

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2 Responses to 野菜の定義

  1. gomagoma のコメント:

     上記の件、わたくしもかなりショックをうけた一件。イチゴも微妙なんだよね。。。

  2. 森島 のコメント:

    田舎出身の僕としては、瓜が野菜か果物かもはっきりして欲しいっす。味も甘いようなキュウリに近いような。。。

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