さくら、さくら

桜の季節になった。
写真は、駒込「六義園(りくぎえん)」の夜桜。大きなしだれ桜がまさに満開の時。

昔はものを思わざりけり、とはよく言ったもので、年々舞い散る桜吹雪に自分の心象を託すかのように物思いにふけるようになった。

散る桜 残る桜も 散る桜 良寛和尚

まことにはかなく、しみったれた心境だ。野狐禅だとは承知の上で。

本当にここしばらくロクなことがなくて、その半ばは我が身から出た錆、なのだけれども、しかしどうにかならぬものか。スルーすればなんとかなるか、と思いつつ、ひょいと振り返ってみればお釣りに余る量の新しい悩ませごとがやってくる。やれやれ。

で、どうするかといえば、今月末のタイ旅行までとにかくスルー。別に旅は何の解決にもなりはしないけれど、いったんどこかでプチッと小リセットしたい。まあ、それからいろいろ考える。

というわけで、まったく始まった気もせず始める気もない春の訪れ。はてさて。

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