今日は夕方から、久しぶりに本屋を歩き回った。どうしても探したかった「グラミ
ンバンク」に関する書籍を買いたい。
インターネットで検索したら、「岩波ブックレット」から「南からの国際協力」と
いう本が出ているようだ。ジュンク堂で見事ゲット。さらには、以前一度だけ見かけ
たことのあるグラミンバンク総裁の自伝、-紀ノ国屋にも旭屋にもなかった-を発見
、迷わず購入。さすがマニアックジュンク。嬉しい。
「グラミンバンク」というのは、バングラデシュの貧しい女性に低利で小口資金を
貸し付け、彼女たちの自立を図ることを目的とした銀行である。回収率が90%を越え
るという驚異的な金融機関で、今マイクロクレジットの分野ではもっともホットなシ
ステムだといえる。これに興味を持ったのは、・・・要するに、関わってみたい、と
いうことが目的である。まあ、できるかどうかは別問題ですけど。
小説のコーナーには村上春樹の書き下ろしが平積みになっていて、絵本のところに
は昔懐かしの横長「機関車トーマス」があって、「あの」三一書房から夢野休作全集
が出ていて、「家畜人ヤプー」の最終増補版もあって、欲しい本だらけだった。そん
なに金が欲しいとは思わないが、好きな本を買って、たまに旅に出る程度の資金は人
生に必要だ。・・・俺的な概算では、年間400万円(手取り)。350万でも十分
。努力をしていない男がこれだけの年収を望むのは、やはり我が儘というものですか
ねぇ。