ぬるいっ

テレビを見ていたら、教師が主人公の新番組が始まるという。最近、学校もののドラマが多い。発端は『少年マガジン』連載の『GTO』だと思うのだけれど、現実の教師が腐っているという報道に正比例するかたちで増えている。創作の世界が現実の後追い。
「事実は小説よりも奇なり」とは言うものの、現在ヒートしているのは突発的な事実じゃなくて日々の日常。現実がリヴァイアサンと化したのか、最近のクリエイターが気概と想像力に乏しいだけなのか。

こうなると次に来るのは『腐敗した権力に立ち向かう若き熱血官僚』とかだろう。実を言えば、この手の漫画は既に出てます。ほど良いガス抜きのような気の抜けたビールのような「ぬるい作品」だ。

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