ブルー・マンデイだというのに、日も暮れぬ時間から日本の将来とアジアの未来について語り、それから『ラン・ローラ・ラン』のDVDを家で観る。日本とアジアの将来と未来は原潜核武装と日韓連帯と円ペッグ通貨バスケット制で、『ラン・ローラ・ラン』はベルリンのハウスミュージックをバックにした人生の愛と偶然と運命と意志のお話。
なんでこんなにアッパーな月曜日なんだろう。自分でもよくわからない。
ちなみに土日はわりにちんたら過ごして終わってしまい、ついでに金曜の通勤電車の中吊りで見かけた『大丸スーツフェア』に行って不躾な店員に取り囲まれながら安物のスーツを2着セットで買った。人生で買ったスーツの中でも(それほど数が多いわけではないけれども)、とびきりお安い上下の揃い。若さに合わせ持ってみれば希望のシンボルのようでもあるし、不景気な昨今では幻滅のイコンと思えなくもない。いずれにせよ、残念ながら、現在のいささかの僕のわびしさには、まあ変わりない。
何だかよくわからないけれども、これで帳尻があったことにして、今日のところは寝ることにしようと思う。よしよし。
『ラン・ローラ・ラン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FPIW/ref=sr_aps_d_2/249-1360185-9289148
20分で10万マルク用意できなければ、恋人は殺されてしまう。さあ、愛と偶然と運命と意志をとりまぜて物語を進めるために、ローラは走る!という筋書き。公開時から気になっていた映画だけれども、いざ観てみると音楽とシナリオの相乗効果で、とてもテンポが良い。カメラワークも秀逸。