墨田区は向島にうまい桜もちと草もちの店があるとのことで、はるばるお出かけしてみる。桜もちも草もちも大好物です。
東武伊勢崎線の曳舟駅を降り、北西へ15分ほどで最初の目的地に到着。
志満ん(じまん)草餅
東京都墨田区堤通1-5-9
草もち1個125円。
ここから隅田川沿いに浅草方面へ10分ほどで、次の目的地に到着。
長命寺桜もち
東京都墨田区向島5-1-14
Tel : 03-3622-3266
桜もち1個180円。イートインも可能で、桜もち1個と煎茶で250円。
というわけで、さっそく隅田川のほとりで包みを開ける。
生ヨモギが売りの草もちなのだけれども、全然ヨモギの香りがない・・・。餅じたいには甘みがなく、きな粉と白蜜をかけて食べる。餡入りと餡なしがあるけれど、草の香りがない餡なし草もちっていったいなんなんだろう。きな粉の味しかしません。やっぱり地元岐阜県は「かわしまや」の草もちがいちばんです。これより美味い草もちに出会ったことがありません。次点は大阪は「千鳥屋」の春よもぎ餅。
桜葉と中身のバランスが売りの桜もちは、1個あたり3枚も使った桜葉の塩気が強すぎ、皮もあんも味がわからないくらいに風味がとんでいます。仕方がないので葉っぱを外して食べてみると、これはこれで味がボケてしまう。なんとも微妙なバランス。
正直なところ、片道1時間もかけてこの体たらく。ありていに言ってしまうが、東京人の味覚はおかしいんじゃないのか、と思うくらいだ。やるせないにちようびでした。
– 春のうららの隅田川で茫然 –
はじめまして!TBありがとうございました。
こちらもTB返しをさせて頂きました(^▽^)
岐阜「かわしまや」の草もちはすごく美味しいですよね♪
東京よりも美味しいと言ってくれると、
岐阜人として嬉しくなってきます★
今回はたまたまダメだったかもしれませんが、
東京にもまだまだ、美味しい和菓子がたくさんありそうですね♪
>ふぶきさん
こちらこそコメントありがとうございますー。
「かわしまや」で探すとちゃんと地元の人が書いているblogがあって嬉しくなりました♪
今日、墓参りで草餅を買いましたが仰られるようにヨモギの香りは感じられず年間を通してでは、無理があるのでは、と思いました。また、餅の表面の粘性が強く指紋は残るし、指に餅がへばり付くで、この間、長唄の会は、取り分けたティッシュがこびり付き散々な目に。また、桜餅の葉は、言われて見れば確かに塩分がきついですね。地元では、言問団子と並び名物と称され行列の出来る日もありますが、盲目的にブランドとして刷り込まれてきたような気がしないでもなく、現実を直視しなければならないと痛感しました。地方にはそれこそ、隠れた逸品があることも認識しなければなりません。
コメントありがとうございます。
そうですね、素材だけ取ってみれば、もともとよもぎも桜も日本の土着のものだけに、地方にうまいものが多いのもうなずけます。
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