ぶらり八戸-05:八食市場

帰りは八戸線の終点、八戸駅で下車。そこからはバスに乗って15分ほどの位置にある「八食センター」へ。

観光客向けの市場には違いないけれど、揃っている魚や貝はさすが青森県。新鮮で種類も豊富。タラバガニとかマグロを買わなければ、だいたい地物が手に入る。

ここには2時間200円(1人)で七輪を借りられるスペースがあり、市場で買った魚介を炭火で焼いて食べられるという、なかなかツボをついた施設が用意されている。で、早速カキやホタテを焼いてみたけれど、まことにうまい。身が厚いだけあって、したたる汁まで残さず吸い取ってしまう。

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さて、おみやげもいろいろと買ったけれど、特筆すべきは地元三陸海岸産の塩うに。これはうにを塩漬けしただけで瓶詰めしたもので、土産で買ううにならこれに限る。ほとんどの店では輸入物の練りうにしか取り扱っていないけど、市場の奥のほうで、ひっそり売っていたのを探しあてて購入。ひと瓶1,500円はお得だ。ちらりとこういうものの好きな父親の顔が浮かんだけれど、買って送って「うになら夏の旬モノにかぎる」などと講釈たれられるのも業腹なので、ご自宅用のみ。

帰りの新幹線に乗るころにはようやく雪が降ってきて、小春日和の旅行もおひらきとなる。八戸、まことに美味礼賛の良いところであった。

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2 Responses to ぶらり八戸-05:八食市場

  1. 業腹なお方 のコメント:

    いえいえ、決して業腹な思いなどさせないと思いますよ。
    とても有り難く頂戴することであろうと拝察することです。
    昨秋に気仙沼大島で同様の品を求めましたが、
    塩加減が絶妙で、とても美味でした。

    ところで、鉄ヤンの「タワゴト」氏は兎も角、
    エアコン無しの八戸線に付き合うパートナーはお疲れ様。
    美味飽食・雪中三昧で御納得でしたか。

  2. Masahiro のコメント:

    それはまことに惜しいことをいたしました。
    次の機会には買い求めてまいります(笑)

    美食が多いみちのくにつき、同行者も満足の二日間でした。よいものですね。

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