壊れる男たち:金子雅臣

どこかのブログにリンクが貼ってあったのにそそられて、Amazonマーケットプレイスで購入。

他人事として読めば、なぜこれほど愚かな行動を……と思う登場人物たちのステロタイプなセクハラにげんなりするのだけれども、いざ我が事として省みれば、おそらく僕も、セクハラをしているに違いないと考えさせられる。
もちろんいきなり誰かに抱きついたり、社内でストーキングをしたり二人きりの外食に誘ったりするわけではないけれど、例えば喫煙ルームや飲み会の席の微笑ネタとしての猥談に参加することはないのか、ジェンダー差別的な言動をすることはないのか、と言われれば自信がない。公にしているブログだとこういう書き方になるけれど、はっきり言えばしていたし、している。

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バンコクの熱気

昨日からバンコクに戻ってきている。ぷらぷら街歩きをしたり、買い物をしたり、エラワンの祠で奉納の舞を見てみたり、タイ料理に舌鼓を打ったり。まあ、ごくありきたりな観光客としての2日間。

久しぶりに「バンコクバスマップ」なんてのを120バーツも出して買ってみて、市バスに何度か乗ってみた。数年ぶりに通りかかるような外れの街を、非冷房の社内から排気ガスの臭いをかぎながら眺めていると、なぜだか少し胸が締めつけられる。
そう、変わったような景色も多い。人々の服はずいぶんこざっぱりとした気がするし、携帯電話も当たり前のように普及したし、東京と同じくらい、みんなMP3プレイヤーのイヤフォンをして歩道を歩いている。
でも、変わらない光景も多い。うるさく声をかけるトゥクトゥクのオヤジ、買い物袋をいっぱいに提げたチャイナタウンの女将、寺院で祈りをささげる敬虔な老若男女、そして人々の微笑み。そういったものに、ほっとしている自分がいる。 続きを読む «バンコクの熱気»

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島読書

3泊4日のタオ島滞在も終わり、午後の船便でマレー半島に戻る。3泊と聞けば長いようにも思えるけれど、実際はぷらんぷらんと日を過ごすうちに終わる束の間のバカンスだ。

だんだんと円が弱くなっている気がして、それは円高ドル安になってもアジア通貨のドルリンクが弱くなっていることの証座。バーツレートなどを見るにつけ、いや別にユーロでもいいけれど、なぜ日本の経済ニュースは為替レートというと米ドル相場しか報じないのだろう、と海外にいくたびに思う。
そろそろ、 米ドルと日本円が抱き合って、世界的にそのポジションを落としていることをきちんと報じた方が良いのでないか。などと、数年前に比べてずいぶんひどくなったレートの両替レシートにサインをしながら思う。こういうナマな感覚は、バジェットトラベラーの身には余計につまされるのだ。 続きを読む «島読書»

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南の波間-コ・タオ

数日前に飛行機、夜行列車と乗り継いで、日付としては一昨日からタイ湾に浮かぶタオ島というところにいる。夜行列車は直前に買った切符で、乗ってから気がついたのだが座席指定のエアコンつきとはいえ、三等車だった。まことに三十を過ぎてからする旅のやりくちではない。

とはいえ、辿り着いた小島は風光明媚、瀟洒な伊太利亜料理屋が軒を並べるいかにも欧米人が好みそうなリゾートだ。僕らも昼はスノーケリング、夜は東京なみの味がするブルーチーズのピッツァを食べ、マッサージを受ける。タイの田舎島に来てまでイタリアンを食べていると、こういうのがスノッブで、悪くない。
いつまで続く幸せとはわからないものの、享楽は享受できるうちが花の値打ち、というものかもしれぬ、南国の夜。

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北の山間-チェンライ

例によって例のごとく、長期休暇はタイのバカンス。一昨日の深夜にバンコクに到着し、そのまま空港のベンチで仮眠という学生みたいなスタイルで幕を開け、早朝のAir Asiaで北部の小都市チェンライへ。

昨日はミャンマー国境越えとしゃれこんでみたけれど、泰緬両国境で合わせて700バーツをむしりとられ、あげくに見たのがタイ人御用達のディスカウントストア化した国境の市場。そりゃ、今回持っているプリペイドSIMの携帯電話がバリバリ通じる「秘境」なんてあるわけもない。 続きを読む «北の山間-チェンライ»

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下町散歩

来た道をただ引き返すのも芸がないので、ライナーの終着駅からバスで草加へ。ここから東武線に乗り込み、観光客で大賑わいの浅草に到着。

浅草を歩いてもしかたがないので、場外馬券売場の横に連なる煮込み屋台(一枚目)を通り抜け、吉原大門へ。
昼間の吉原は、古びた建物が並ぶ侘びしい風情。かろうじて残る見返り柳(二枚目)を横目に、さらに北へ。

遊廓の隣にはドヤ街が広がっており、最近は外国人も宿泊するという簡易宿泊所があちらこちらにある。
何に群がっているのか判然としない人だかりや、焼け焦げたドラム缶やらが見え隠れして、被写体としては哀感あるものの、さすがにためらわれ商店街だけにシャッターを切る(三枚目)。

道を西に転じれば、「あしたのジョー」で知られた泪橋の交差点(四枚目)。……橋も川も、どこにもないけれど。
ゆっくりと歩いているうちに、そろそろ日も暮れかけてきた。

   

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日暮里・舎人ライナー

物見客の一員となり、先月開通した日暮里・舎人ライナーに乗ってみる。
わざわざ一本やり過ごして、先頭かぶりつきに乗車。幼児子供に混じった「大きいお友達」だ。

思ったより高架が高いので、周囲が見渡せる。ありていに言ってすすけた色の町並みが広がるので、バンコクのBTSを思い出す。

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南国読書の季節がやってきた

懲りずにまた、今月末から10日ほどタイを旅行する予定。

今回は記念すべき10回目のタイ道中、と指折り数えて少し驚く。初めて訪れたのが1996年の春だったから、ほとんど年に1度はバンコクに降り立っている計算になる。
なぜこれほどまでにタイが好きなのか、と問われれば、常夏の気候に食べ物が旨く、山あり海あり、鉄道の旅ができて人情もある、と並べ立てることはできても、それだけではもちろんないわけで。僕の心を溶かす何かがあるから、僕の体はこれほどまでタイに向かう。解放された気分で真向かいに向かい合う場所が、たぶんここなんだろうと思う。なかなか理解はしてもらえないけれど、自分だって分からないのだから致し方もないところ。

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アカウンタビリティーが不在の国、ニホン。

「後期高齢者医療制度」が、今政治の焦点となっている。

要は「保険料負担が増し、医療に上限キャップをかける」制度だと理解しているが、違うのだろうか。

解説:Wikipedia / wel.ne.jp

この制度の眼目は医療費の国民負担削減なのだろうけれど、問題は制度の施行そのものではなく、「この制度で、いったいどれほどの公的な医療負担が削減されるのか」「その削減分は何に回るのか。減税か、国債償還か、歳入不足の穴埋めか、公共事業か」を、政府がまったく説明していないことではないか。
具体的なP/Lと使途目的を説明できない法案はいらない。これほどの法案を「皆保険国家」を標榜する我が国が実施するのであれば、それは不可避だろう。

さらに問題なのは、施行直前になっていきなりマスメディアの話題になったことだ。僕も不明ながら2年前に公布されていたことを知らなかったのだけれども、野党もマスコミも、なぜ公布前に騒がなかったのか。しょせんこの国の政治が談合によって運営されていることを、はかなくも(また)露呈してしまった。

Google Trends: 後期高齢者医療制度」を見てみればよい。これはGoogleのサーチエンジンに対して送られた検索クエリ数を相対的に指標化したものだけれども、見事に世間が関心を持った=知らされたのはようやく昨年末であったことが一目瞭然。「年金」などのクエリと比較してみればそれはさらにはっきりと見てとれるのだ。

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東京ドームの巨人戦

只今は東京ドームにて巨人×ヤクルト戦。内野を見下ろしながら飲むビールはまことにうまい。至福。

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